齋藤
(理事・広報)


理事兼広報の齋藤です。 2児の子育てをしながら訪問リハビリの仕事をしている作業療法士です。宗教2世として育ち、家族との確執を抱え葛藤したり、進学に反対され悩んだりした時期があります。様々な媒体を通して、進学・就職・住居など自立を目指す方にとって役立つ情報の提供や宗教2世支援に関する知見の発信と拡散、行政や既存の各種支援団体との連携づくり、宗教2世にとって「ちょうどいい」場づくりを進めてまいります。

高橋
(理事・相談員)


私も宗教2世です。 誰にも自分の悩みを相談できず、辛かった時期があります。
しかし、同じような経験をしてきたのが自分だけではないと分かった時、気持ちが楽になりました。
なんとかなると言われても、それを前向きに受け取れなかった時期もあります。 そんな微妙なお気持ちも理解できると思います。
こんなことで相談して良いのかと思うこともあるかもしれませんが、大丈夫です。
お気軽に相談なさってください。

池田
(相談員)


こんにちは!
相談員の池田と申します。宗教2世です。普段はボランティア活動についてや、社会・異文化に関する事についてや、「大人の学び」等について勉強したり、研究したりしております。
学生の方や、社会に出られた方で、様々な立場の狭間にあってしんどさを抱えてしまう事もあるかもしれません。もしよろしければ、些細な事でも結構ですのでお話を聞かせていただけませんか。少しでも、皆様のお力になれたら嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします。

猪瀬
(情報収集グループ)


大学教員をしております。専門は宗教社会学です。「宗教2世」ではありません。
20年程前、エホバの証人を脱会した経験を持つ方々からのお話を伺って論文を書かせていただいたご縁があります。
苦しむ2世を生み出してしまったのは、めぐりめぐってみれば、個別・特定の宗教集団の問題だけではなく、そのあり方を容認してきたより広い「社会」の問題です。
その点を明らかにするためにも、宗教2世を取り巻く周囲の社会状況についての情報の収集、また、個人情報の取り扱いには注意しながらも宗教2世から受けた相談内容の分析などを行っていきたいと思います。

立山
(相談員)


宗教2世として、特に進学や就職について親からの反対があり、自分の思うこととの間の葛藤に苦しんでいた時期が長くありました。また周りの友人と違っていることを、親に強制されていたことも、すごく辛かったです。
しかし苦しんでいる当事者には見えない第3者だから見える解決策を、多くの方との関わりの中で教えていただいたことも多々ありました。
現在は、親と宗教のためにいったんあきらめざるを得なかった博士号取得という目標実現のため、必死に毎日研究に取り組んでいます。
今も苦しんでいる2世の方のお役に少しでも立てたらと、陽だまりの活動に加わっています。