YouTube公開~設立記念シンポジウム
R5.3.5開催の「一社)宗教2世支援センター陽だまり」設立記念シンポジウムの動画をYouTubeで公開いたしました。
1. ― 組織概要・活動紹介 ―
2.パネルディスカッション「宗教2世支援 どうあるべきか」①~④
2ー①【各教団の宗教2世が抱える課題の差異】
2-②【宗教2世問題のタイムラグという課題】
2-③【支援と中立性の問題】
2-④【等身大の支援と将来的な展望について】
1.【一般社団法人宗教2世支援センター陽だまり】― 組織概要・活動紹介 ―
―「陽だまり」の組織概要 ー
運営・相談・広報・情報収集・自助支援グループの活動内容をご紹介しています。
<各グループ代表>
運営:陽だまり理事長 秋本弘毅
相談:陽だまり理事 高橋茜
広報:陽だまり理事 齋藤幸恵
情報収集:陽だまり会員(龍谷大学社会学部教授)猪瀬 優理
自助支援:陽だまり会員(社会福祉士・公認心理師)ちざわりん
2.パネルディスカッション「宗教2世支援 どうあるべきか」①~④
2-① 【各教団の宗教2世が抱える課題の差異】
同じ「宗教 2 世」でも状況や課題はかなり異なります。教団による違いもあれば、同じ教団の2世同士でも温度差がみられます。そこでまず各教団ごとの「宗教 2 世」について、その課題を整理しました。
1)統一教会の場合 2)エホバの証人の場合 3)その他の場合
2-②【宗教 2 世問題のタイムラグという課題】
現場には、「宗教 2 世」について報道/情報発信されているような相談が、当事者から必ずしも多く寄せられるわけではありません。その要因の一つは、宗教 2 世問題が相談の現場に来るまでにあるタイムラグです。それぞれの認識を話し合いました。
2-③【 支援と中立性の問題 】
宗教 2 世問題の支援で必ずぶつかる課題は「中立性」という問題です。反対者家族の団体、あるいは被害者としての反対活動とは異なり、宗教 2 世支援はそれ以上の多くの要素を勘案し、高度な中立性を維持しながら対応しなければならない場面が多く存在します。そのような立ち位置についての考え方について、それぞれの考えを話し合いました。
2-④【 等身大の支援と将来的な展望について 】
宗教 2 世支援では、多くの方が抱くステレオタイプの“宗教 2 世”ではなく、目の前にいるリアルで等身大の“その人”の必要を考慮しなければなりません。それは、時に従来の(あるいはこちらが思い描く)「宗教 2 世」像と一致しないこともあります。さらに、“宗教 2 世”というレッテルが、その人の将来や希望にマイナスに働く危険もあります。これらをどのように考えていくべきかそれぞれの考えを話し合いました。
<登壇者一覧>
ファシリテーター: (一社)宗教 2 世支援センター陽だまり 理事長 秋本弘毅
パネラー: 日本脱カルト協会 理事 山本ゆかり
『「神様」のいる家で育ちました』 漫画家 菊池真理子
宗教 2 世問題ネットワーク 副代表/(一社)宗教 2 世支援センター陽だまり会員 山本サエコ
旧統一教会(家庭連合)2世 Pulmo
(一社)宗教 2 世支援センター陽だまり 自助支援グループ ちざわりん
(一社)宗教 2 世支援センター陽だまり 理事 齋藤幸恵